occasionalのブログ

日々の暮らしのなかで、ちょっとうれしかったこと、あれっと思ったことなど

大学でいちばんハンサムだった男子

40年以上前、私が大学生だった頃、ハンサムで有名な男子がいました








1000人以上いる学部内。

それも900人ぐらいは男子。

というなかで、圧倒的に美男子だと(女子のなかで)評判でした。

おとなしい方で、チャラチャラしたところがまるでなく、

真面目、控えめ。

いいよねー。

彼女いるのかなー?




ある日、クルマで登校した友人(女)とちょっと離れたコーヒー屋さんにはいったところ


当時、都心でない方のキャンパスには大きな駐車場があり、

そこに停められましたので、クルマで来ている学生もいました。

で、その友だちの運転で、ちょっと離れたコーヒー店に行ったんですよ。

すると

そこに、いたんですねえ、

そのハンサムボーイが。


私たちは女友だち4人でテーブル席に座っていたのですが、

ちょっと離れたカウンターに某氏は彼女らしき人と

並んで座っていました。


えっー!

衝撃。

もちろん、店内では余計なことは言いません。

まるで興味ないわ!

という感じで、自分たちの履修科目の話などして、

コーヒーを飲み終わり、店を出ました。




クルマに乗るやいなや


カフェを出てクルマに乗り込むなり

「あー。彼女だね、きっと」

「あのさあ、ちょっと僭越だけど、私の方が美人だよね」

「それ、私も思った。わたしのほうが綺麗だろって」

など、誠に勝手、知性のかけらも感じられない会話が続き、

「しょうがないね」

で、解散しました。




若かった頃のあの自信はすごかった


それにしても、お互い何のツッコミもなく、

自分の方が美人なのに、どこ見てんだろ的会話が

明るくノーテンキに繰り広げられた車内。

ああいう時代は戻らないですね。

年をとり、常識というものが心に根付きましたから。


昨日、某ハンサム氏にそっくりな壮年ボーイをお見かけしたので、

往年の思い出が蘇りました。