occasionalのブログ

日々の暮らしのなかで、ちょっとうれしかったこと、あれっと思ったことなど

かんざしの魅力

着物はあまり着ませんが、かんざしは好きです






こんにちは。
お立ち寄り、ありがとうございます!




着物を着ることに凝っていた時期

10年くらい前に、


着物を着ることに凝った時期がありました。


母の思い出の着物や、


ほとんど着ないで今日まで仕舞っていた自分の着物を引っ張り出して


なんとか着方を練習。


結構よく外出もしました。



着物は古いものでも、風格があり、


やはり日本人には似合うと思います。


豪華な晴れ着というより、ちょいちょい着のような普段着のほうが


むしろ洒落て見えることも多いように感じます。




着付け練習には、youtubeが圧倒的にためになりました。

youtubeを見ながら帯なども締められるようになりました。


でも、だんだん着なくなり(クルマの運転がしにくいのと、夏暑いことが主因)


すっかり着なくなって、今日に至ります。




着物も着ないのにかんざし集めてどうするんだ?

と思うこともありますが、


美しい造形を見ていると癒されるんです。


着物に凝った時代に、集め始めたかんざし。


かんざしへの興味はいまもさかんです。



もちろん、金や真珠などをちりばめた高価なものではなく、


木製や、人工素材のもの、虫食いが少しある鼈甲など


比較的手ごろな価格で手に入るものが中心です。




主に骨董市・メルカリなどで購入しています





コロナ禍が始まってからは、


骨董市なども行きにくくなり、主にメルカリが入手先になりました。



骨董市で店主といろいろ話したり、


価格交渉したりするのも楽しみのひとつなので、


早くコロナが収まってくれるのを祈るばかりです。




鼈甲と鼈甲風の見分けは案外むずかしいです


明らかに人工素材であると分かるものもありますが、


いろいろな見分け術を私なりに駆使しても


うーん、どうだろうと


分からない場合もあります。



自分専用の小さなコレクションですので、


どちらであっても気に入っていればそれでOKなのですが、


虫食いがあれば、鼈甲かなあ?と思ったりしています。



棒のような形のかんざしは「こうがい(笄)」です

笄には大きく分けて2タイプありまして、


ふたつに分かれるタイプと、


1本の棒になっているタイプの2種です。



たぶん使う時は分かれるタイプの方が、使いやすいんでしょうか?


笄は、お団子に結った髪に挿すという印象がありますが、


私は笄を使うほど、髪が長くないので、


使い勝手はいまひとつ実感がないのです。



普段使いの質素な笄でも、そのはめ込みは正確で


職人さんの精緻な技術が感じられます。



ではでは。
今日もお読みくださって、どうもありがとうございました!