自分のことをリコウだと思ったらそこで終わり
私の研究上のメンター
大見出しの言葉「自分のことをリコウだと思ったらそこで終わり」は、
私が学生だった頃のある先生の言葉です。
実際、この先生はご自分の研究に誇りを持っておられましたが、
いつも大変謙虚でした。
小さい頃から勉強ができると言われて育ってきている
入るのが難しい大学や、職業分野にいる人々の中には、
小さい頃から、「勉強ができる」
と言われてきたケースが少なからずあります。
中には、数学だけ抜きん出て得意で、あとは苦手
といったタイプの人もいて、必ずしも受験世界の圧倒的勝者とは限りませんが、
一定の分野においては、相当の自信を持っていることが多いです。
そういう背景のもと、下手をすると
他人がバカに見える
こんなことも知らないのか的態度をとる
といった傾向が現れることがあります。
ここでもう一度上記の言葉を反芻すると
お調子にのって、大口をたたいてはいけない。
結果不勉強になり、地道に研究や業務を推進していくという姿勢を失いやすい。
研究や業務は、これでいいのか?
という心を抱いて進めることが大事。
私なりの解釈としては、こんな感じです。
別に私は自分をリコウだと思う根拠もありませんが、
それでも年をとり、シニアになって、
周りが遠慮するようになってきた今日。
気をつけないと、一歩も前に進めず、極度の停滞ということになりかねない・・
そんなことをふと思うこの頃です。
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