occasionalのブログ

日々の暮らしのなかで、ちょっとうれしかったこと、あれっと思ったことなど

ここのところ人員削減、希望退職募集の話をよく聞く

ある人は、今は1000人でやっている仕事を数人でできるようになると言われたとか







できれば早期に退職してほしいが、

今すぐ出ていってほしいというところまではいってないらしい。


確かに、経理ソフトたとえばPCAなどが導入された時、

今まで何人かでやっていた仕事が、

一人で、それも一部のエフォートでできるようになったという

事実が過去にもあります。




SONY系企業、資生堂、オムロン、ワコール、イトーヨーカドーなどなど


早期退職募集に踏み切っています。

2022年の11月にアメリカのIT企業が

猛烈なレイオフを実施した時ほどの規模ではありませんが。





人手不足なんじゃないの? 企業の思う賃金で働いてくれる人orものすごい高度の知識技量を持っている人は多分足りない


人手不足って、聞いていたけど、人員削減ってなんで?

この疑問が出てきますよね。

企業が企業の思う金額(給料)で働いてくれる人は

不足しているんでしょう。


人手不足なら、もっと賃金を上げて、人を集めればいいだろうと思うかもしれませんが、

比較的AIに置き換えやすい分野では、それはしたくない、あるいはできない。

それならAI導入にシフトする方が合理的・・

企業として採算が取れる金額の人でなんとかやりくりしたい。

それが人手不足の実態じゃないのかしら。



また従来の年功序列的システムで給与が高止まりしている

高年齢層も、給与とパフォーマンスという点でちょっとね、

ということでしょう。



もうひとつは、AI開発などの非常に高度な知識技量を持った人材が不足しているのは事実でしょう。

こちらは相当の金額を出しても来て欲しいんでしょうが、

そんなに何人もいない。


あとは将来の可能性がある新卒者というか若い世代は欲しいんでしょう。


要するにミスマッチです。





どんどんAIに切り替わっていく


人手不足だから、AIに切り替えている

という観察は、どうかな?

と思います。


人を雇うより、中長期でみればコスト的に低くなる。

さらに、たとえば、パートさん同士の人間関係の調整などに使われていた

時間エネルギーもいらない。


AI優先の世の中に切り替わっていく分野が多く出てくるでしょう。


私の私見ですが、人間でなければ、人間同士の温かみが

と言われている介護の分野においても、

たとえば、下の世話などは、ちゃんと目的が達成されるだけの改良がなされれば、

人に遠慮したり、

恥ずかしさを感じたりするより、

むしろロボットの方が気が楽だと思うかもしれません。


そこまでのロボットが開発されるかどうかは分かりませんが。