occasionalのブログ

日々の暮らしのなかで、ちょっとうれしかったこと、あれっと思ったことなど

思い出す小さい頃のご近所界隈

先日、私が生まれて高校生頃まで住んでいた街を訪れた話を書きました






以降、つらつらと昔のことを思い出しています。





ご近所さんの素敵だったマダム


子供心にも鮮明に覚えているのが、

そのマダムの美しい色のコート、バッグ、靴、帽子、手袋の完全コーディネートです。

ベビーピンク、ベビーブルー、クリーム色、シャンパンゴールドなどで

それぞれワンセットごとに統一されたゴージャスさ。


今はそのようなコーディネートは、ファッションのメインストリームとは言えませんが、

当時はキラキラ輝いていました。

たいてい家の前にクルマが止まっていて、スッと乗り込みます。

いやもう、優雅。


たしか、お人形を作るアーティストだったと思います。

きれいだなあーとひたすら感心したものです。




シェパードを何匹か庭に放していた大きなお家


広い広い芝生のお庭に、颯爽としたシェパードが走る姿。

屋外用のテーブルと椅子。

小型の噴水。

なんて素敵なんだろう。

名犬ラッシーみたいだ、などと若干見当の外れた印象を持ったものです。





夏になると大八車に金魚の入った容器を並べて売りに来るおじさん


みんな家にある容器を持って行って、

買った金魚を入れてもらったように思います。

うちの裏に井戸のあるお宅があって、金魚用に井戸水を分けていただきました。

おじさんのクルマが通ったあとは、結構水がこぼれていて、

よく金魚が飛び出さないものだなあと、心配したり感心したりしたものです。




ドイツ人の家族


うちから歩いて数分のところにドイツ人家族の住む家があって

時々遊びに行きました。

同い年くらいの女の子がいて、日本語は問題なく話せました。


クレヨンに巻いてある紙を外し、

その巻紙をワイングラスのような形にして

水を入れて遊ぶという私はまったく初めての遊び方を考案していたので

ユニークだなあと思ったのを覚えています。


他にもいろいろ思い出します。

いずれまた書いてみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします!